幼・小学期の運動と人間性知能(HQ)について

ナカムラ式チャイルドスポーツは体育・スポーツの指導において「人間性」を高めることを大切にしています。
人間性の中枢は脳の前頭前野(前頭連合野)にあり、人間性を生物学的に解明した、脳科学者の澤口俊之氏が提唱する「HQ(Humanity Quotient)理論」がベースとなります。
脳科学においての「前頭前野」の役割は、多様な情報を受信し、コントロールする、「脳の司令塔」といわれる部分であり、人間性と深く関係するところです。
この「前頭前野」の働きを高めることは人間性知能(HQ)を高めることであり、やる気、集中力、好奇心、探求心、主体性、独創性を基とした、気概を獲得することに繋がります。いわゆる「生き抜く力」です。
これらのことは他者の存在を有意なものとする「共生の心」を育み、相手の立場を意識した行動(社会関係力)をも導きます。
また、「やる気」と「好奇心」と「主体性」のトライアングルの延長線上にあるのが「未来志向的行動力」であり、HQの主要素はこの「社会関係力」と「未来志向的行動力」に深く関係します。この最重要な能力を伸ばすことで自身の社会力が向上し、社会的成功に繋がるといわれています。
厚生労働省の統計においては、一流大学から一流企業に入社するがドロップアウトとしてニート化する人が12%、さらには若者においては30~40%と激増しているといわれています。これらの特徴としては人間性知能(HQ)が低いことが証明されています。単にIQ(Intelligence Quotient)が高く、学校での成績が良くてもHQが高いとは限らないのです。HQが高い人ほど仕事を継続し、高度な職に就く可能性が高いことも統計的に判っています。
幼児、児童期に「ワーキングメモリ」という認知機能を高めることが人間性知能(HQ)を高めることに繋がり、体力・運動能力向上とともに必要なことであると考え、独自のNCS体育プログラムに繁栄されています。
人間性知能を「生き抜く力」と解釈するならば、幼少期・児童期にスポーツを通して、「未来志向的行動力」(夢を実現しようとする力)と「問題解決能力」を育て、高めることが大切であると考えています。
以上のことを踏まえ、ナカムラ式チャイルドスポーツは体力・運動能力の向上にとどまらず、人生を成功に導くために必要不可欠なGRIT(やり抜く力)を育む『NCS体育指導メソッド』を確立しました。

 

ナカムラチャイルドスポーツ(NCS)は

幼児、児童の体育スクール。
『子どもたちにがんばる力とできたときのよろこびを・・』

をスローガンに子どもたちの運動能力の 開発、向上を目指します。

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