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子どもたちにがんばる力とできたときのよろこびを・・独自の段階的運動プログラム 年間全国15000人の指導実績

4 「こころを込める」ということ

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「こころ」というものが科学的に解明されていくことで、間違いなく人間の持つ潜在的能力を益々、引き出すことができます。

時折、こどもたちに「こころ」とはどこにあるのか、と尋ねます。
迷ったあげく、大概に胸のあたりを押さえたり、頭をさしたりします。
しかしながら、私は少し変わった表現で「こころ」の存在をこどもに伝えます。

「こころはね、みんなの手の中にあるんだよ。だからね、お友だちと仲よくなった、あるいはなりたいと思ったときに握手をするでしょう。
それはね、君のこころと相手のこころを手を通して繋げるということなんだよ。
君が良いことをしたとき、お母さんは君の頭を手で撫でてくれるでしょう。
それはね、おかあさんのえらいね、ありがとうね、というこころを、手を通して君にプレゼントしてくれているんだよ。

こころはね、すべてこの手のひらにあるんだ。
だから、こころを込めてペンをもってごらん。すてきな字が書けるよ。
すばらしい絵が描けるんだよ。
こころを込めてボールをついてごらん。
おねがい、じょうずに私のところに戻ってきてねって、こころを込めてボールをついてごらん。
かならずボールは君のもとに戻ってきてくれるからね。
こころを込めるとね、いろんなことがじょうずにできるようになるんだ。だからこころを込めるっていうことが大切なんだよ。」

私は常日頃から、こどもたちに「こころを込める」ように伝えます。
こころというものは、目には見えないものです。しかし必ず存在するものなのです。
その「目に見えない何か」に動かされていることに気づき、意識をすることによって、更なる可能性を引き出すことができるのです。

ヒトが人として進化を遂げたのは、「手」が使えるようになったことが大きいといわれています。
人としての原点が手にあるとするならば、「こころ」をあらわすツールとして、「手」は非常に大切なものであり、学習と運動に密接に関係するものだと考えています。