第4回 正しい姿勢を意識する。〔その2 背中〕

悪い姿勢の代表ともいえる「猫背」。
本来軽くカーブしている背骨が必要以上に丸まって、猫のように背中が丸まっている状態のことをいいます。
前かがみになる姿勢になるため、肺を圧迫し浅い呼吸になりがちです。
階段の昇り降り程度の運動でも息苦しくなります。
さらに、呼吸が浅いと、酸素と二酸化炭素の換気の効率が悪くなって代謝が落ちます。
その結果、疲れやすい体質に。
また、猫背のような姿勢で過ごすことが増えると、お腹周りが圧迫されて血流も悪化し、蠕動運動(腸の内容物を移動させる働き)が妨げられ、便秘になりやすくなります。
猫背のような姿勢が続くと、だらしない印象を与えてしまうだけでなく体調にも影響がでてしまいます。
背骨の緊張をゆるめ、張りをとることで姿勢を安定させてあげましょう。

チャレンジ体操は「アザラシポーズ」です。

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〈作文通信教育講座ブンブンどりむ 会員向け情報誌「Partner」より〉

ナカムラチャイルドスポーツ 代表 中村勝也 監修

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