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子どもたちにがんばる力とできたときのよろこびを・・独自の段階的運動プログラム 年間全国15000人の指導実績

6 「自ら考えて行動する」ということ

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先を予測しながら状況を判断し、今、何をすべきかを考えながら行動することであり、形にはなりにくい雰囲気的なものを座標軸にして考えをまとめ、行動に移すことです。

この「雰囲気的なもの」の捉え方こそが、その人の感性の部分であると考えています。

感性発達の著しいシングルエイジの時期に善悪と正誤の判断がしっかりとできる座標軸を自分自身の中に持つことが大切なのです。

また、的確な状況判断をするためには、「周りをよくみる(観察する)」ことが大切であり、そこから得た情報を基に自分は今、何をすべきか、どうすればよいのかを考える。
気づく。
そんな力がしっかり身についていることが必要です。
決して「周りの目を気にして行動する」ということではありません。

この善悪と正誤の座標軸を身につけるためにはまず、基礎・基本となる正しい『型』をしっかり身につけることから始めるのが大切だと考えています。
武道でいうところの『型』です。
心技体の武道の精神を体得するために必要な『型』です。

生活の場面でいいますと、姿勢を正すこと、あいさつ・返事が元気にできること、お約束を大切にできること。
整理整頓や身だしなみを整えるといった躾です。
これらのことが正しい行いの礎となるのです。

こどもの様子を見て、「それくらい、自分で考えて行動しなさい!」とこどもを叱る方がおられます。
叱ったからといってできるようになるものではありません。
この場合、こどもは何を基準に考えればよいのか、何がもっとも最適な行動なのかということがわからないのです。
わかったとしても、自信がないからアクションを起こすことができないのです。

自分で考えるといった応用力を身につけるためにはまず、礼節など、人としてあたりまえのことをきちっと身につけ、何が正しいことで、何が正しくないのか、自分自身の座標軸を確立させてやることが大切です。

運動を通して「あいさつ、返事をする」「ルールを守る」などといったあたりまえのことを大切にすることが、応用力を身につけることに繋がり、さらには運動を上達へと導くのだということを実体験から気づかせてやるのです。

運動の上達については『7、美意識を育む』で、もう少し詳しく述べさせていただこうと思います。